葬儀の特徴は全国津々浦々、千葉は前火葬が珍しい

日本は仏教国であるため、一般的な葬儀は仏式で行われるのがほとんどです。

まれにキリスト教や新興宗教など、仏教以外の方法で葬儀を行うこともありますが、通常の葬儀といえば仏教式を指します。

ところで、仏式の葬儀であっても、日本は土着の文化を大切にする節があるため47都道府県ごとに風習も異なるのが実情です。

関東地方は、東京に近いところではお通夜~告別式~火葬といった流れで斎場で行うのがスタンダードですがやはり農村部になると少し変わった方法で葬儀が行われているようです。

□千葉の葬儀のいちばんの特徴

千葉で行われる葬儀で、参列した人がしばしば驚く風習が「前火葬」です。

前火葬とは、読んで字の如く本葬の前に火葬を済ませてしまう儀式のことです。

お通夜に参列できず、葬儀で最後のお別れをしようと思ったら火葬された後だった、という話もよくあるそうです。

後々トラブルにならないよう、もし葬儀を執り行う側で参列者が千葉以外のところから来る場合は、しっかり前火葬について周知しておくことが大事です。

前火葬はもちろん千葉だけではなく、日本の他の地域でも行われています。

主に東北地方を中心とした地域で前火葬の風習があり、千葉では混在しますが銚子市や館山など房総半島の一部で行われているようです。

諸説ありますが、千葉の漁村で前火葬が多い理由は、漁師が漁に出ている間に親族が亡くなってしまうと戻ってくるまでにご遺体の保存が難しいなどの事情があり、前火葬を行うようになったからのようです。

出稼ぎの多い東北もそうかもしれませんね。